聖冏上人600年遠忌・観智国師400年遠忌記念展
「聖冏(しょうげい)上人と増上寺開山聖聡(しょうそう)上人」
「増上寺中興観智国師(かんちこくし)と徳川家康」
【会期】令和元年8月28日(水)~12月23日(月)
【休館日】火曜日 ※ただし火曜日が祝日の場合は開館
【入館料】一般700円(税込)※徳川将軍家墓所拝観共通券1,000円
本年は浄土宗第七祖・聖冏上人の600年遠忌並びに、増上寺中興・観智国師の400年遠忌を迎えます。当山では、大本山増上寺浄土宗開宗850年慶讃事業の一環として、両上人の足跡をご紹介する2つの展示会「聖冏上人と増上寺開山聖聡上人」と「増上寺中興観智国師と徳川家康」を同時開催いたします。
聖冏上人は増上寺を開いた聖聡上人の師であり、浄土宗の奥義を五段階に分けて相伝する五重伝法(ごじゅうでんぼう)を確立し、伝授された聖聡上人と共に現在の浄土宗の基礎を築いた方であります。
観智国師は増上寺中興の祖といわれ、徳川家康公の帰依を受け、現在の芝の地に増上寺の大伽藍を建立しました。そして浄土宗法度の制定や浄土宗関東十八檀林の整備に携わるなど数々の偉業を成し遂げられ、後陽成天皇より「普光観智国師」の号を賜りました。江戸期の増上寺並びに浄土宗発展の礎を築いた方であります。
本展では増上寺所蔵品に加え、聖冏上人と観智国師ゆかりのご寺院様のご所蔵品も併せて展覧し、両上人の偉業を顕彰いたします。