お知らせ
増上寺三解脱門 調査工事のお知らせ
国指定重要文化財である増上寺三解脱門(三門)は、前回の本格修復から約50年が経過し、柱の傾斜や組物の破損が目立っています。平成26年の耐震診断では耐風性能の不足や、大地震時に部材が破損する危険性も指摘され、応急処置として部分的に耐震補強が施されました。
この現状を踏まえ、増上寺では浄土宗開宗850年慶讃事業の1つとして、令和の三門大修復工事を計画しており、そのための調査工事を本年行うことになりました。調査工事は本工事の内容、工程、仮設物の建設、事業費等をより具体的に設計するためのもので、令和3年度と4年度に、国と東京都から補助金をいただき、実施致します。
現場での調査は、本年(令和3年)8月から12月末に、三門境内側の北側半分に足場を組んで行う予定です。
安全最優先にて作業を行いますが、ご通行の際にご不便をおかけするかと存じます。何卒ご了承の程、お願い申し上げます。