円山随身稲荷祈願会 厳修
芝公園の丸山古墳上には、円山随身稲荷と呼ばれる御稲荷様が祀られています。元和2年(1616年)、増上寺のご本尊が桑名の城主本多美濃守から寄進された折り、ご尊像を守護するために江戸までお供をされたので「随身稲荷」と名付けられたといわれています。
増上寺では、旧暦の二の午に当たる2月の日(本年は2月15日)に円山随身稲荷祈願会を奉修しております。御導師、式楽衆、講中、檀信徒が安国殿前から練行列を行い、出世福寿を願う祈願旗が奉納された円山稲荷御宝前において、御親修によるご祈願が修されます。