お知らせ
静寛院宮奉讃法要のご案内
和宮様(静寛院宮、十四代将軍徳川家茂公御正室)は、1846年に仁孝天皇の第八皇女で、孝明天皇の妹宮として生まれ、徳川十四代将軍家茂公に降嫁しました。
公武合体という朝廷と幕府を結ぶこの結婚は、開国と攘夷に揺れる当時の国内世論を統一し、外国からの干渉を排除する重要な役割を担うものでした。家茂公没後は静寛院宮として江戸に留まり、大政奉還、江戸城開城など新旧体制の円滑な移行、江戸市中の治安維持に努め、その後の徳川将軍家の処遇、旧幕臣の救済に貢献しました。
本年も和宮様の奉讃法要を、左記の通り行います。どうぞ、多くの皆様で和宮様を讃え、お人柄をお偲びいただけますようご案内申し上げます。
【日時】平成28年10月2日(日)
13:00 奉讃法要 御親修
14:00 特別講演 德川美術館 学芸員 原史彦 氏
当日のお申し込みは安国殿前受付テントにて(11:00〜14:00)