お知らせ
増上寺89世 光譽憲珠 台下 晋山式 厳修
令和5年3月2日(木)当山89世法主 小澤憲珠台下の晋山式が関係各位の御随喜、御参列のもと、盛大かつ厳かに厳修されました。
春の訪れを感じさせる暖かな陽光の中、御法主台下を中心とした総勢300名の練行列が大門より午後1時半に出発。吉水講や明徳幼稚園児によるお稚児さんも参加した賑やかなお練りは、散華の舞う三解脱門をくぐり大殿に到着。御法主台下は大殿前にて庭儀式を行い、奏楽の中、御昇殿され堂内式となりました。
表白で御法主台下は、浄土宗開宗850年慶讃会並びに慶讃事業の成功を強く誓われるとともに「元祖法然上人への報恩、伝法の根本道場としての三縁山の護持興隆、さらには元祖大師、浄土開宗のみ心を体して念仏の弘通に資せんことを誓い、以て人心の浄化と世界恒久平和に寄与貢献を宿願とせん」と増上寺法主としての決意を述べられました。
式にあたって、大本山金戒光明寺 藤本淨彦台下、増上寺総代 德川家広様の祝辞をいただき、1時間にわたる晋山の奉告法要は恙なく終了しました。
引き続いて祝宴が東京プリンスホテルに場所を移して開催され、各界からの多数の祝辞をいただき、御祝の謡や弦楽四重奏も披露され、盛会のうちにお開きとなりました。
令和6年の浄土宗開宗850年を前に、伝統ある大本山に新しい歴史が刻み込まれた1日でした。
ご支援、ご協力をいただきました関係各位に、心より感謝申し上げます。
光譽憲珠 台下 晋山式