令和6年・開宗850年に向けて事業は続きます 〜本年もありがとうございました〜

　早いもので令和3年も残り少なくなってまいりました。早速に協賛金をご志納いただきましたご寺院様にはこの場をお借り致しまして厚く御礼申し上げます。

　本年は、今まで50年の永きにわたり増上寺のご本尊、並びに世界中からの参拝客を護ってきた大殿屋根瓦の総葺き替えが中心となってまいりました。

　葺き替えに当たりましては、一人でも多くの方々にご縁を結んでいただきたいとの思いが膨らむ中、「あなたの祈りを瓦にのせて」をテーマに多くの瓦のご志納をいただくことができました。ここに改めまして瓦志納をしていただきました方々に御礼申し上げます。この奉賛局だよりが皆様のもとに届く頃には、葺き替え工事が無事に完了している予定です。

　また、大殿の屋根瓦総葺き替えと並び、慶讃事業の大きな柱となるのが三解脱門の解体改修です。本年は、この改修に向けた準備が進んだ一年でもありました。三門には本年9月より足場がかけられ、調査が開始されています。本格的な改修工事は、令和6年の慶讃法要終了後、約10年の歳月をかけて行う予定となっております。

　これからもまだまだ慶讃事業は続いてまいります。お願いばかりで大変恐縮でございますが、どうぞ来年も皆様方の益々のご理解とご協力をお願い申し上げます。

• 大殿屋根瓦総葺き替え竣工式のご案内

• 開宗850年奉修事業浄財勧募志納寺院一覧