浄土宗開宗850年奉賛局だより(6)
2019.09.01
勧募委員の集いと開宗八百五十年慶讃事業
この奉賛局だよりを発行し始めてから、早いもので六か月が経ちました。
先に協賛金をご志納いただきましたご寺院様には紙面をお借り致しまして厚く御礼申し上げます。
増上寺では、各地域のご寺院様に慶讃事業についてご理解いただくため、静岡以東の十八教区より300名近くの諸大徳に勧募委員にご就任いただき、ご尽力を賜っております。
昨年の暮れには、奉修要綱を発送させていただくに当たり、東京、仙台、札幌にて勧募委員の集いを開催致しました。この集いには、八木季生台下ご臨席のもと、勧募委員の皆様に対し、慶讃事業の説明とお願いを致しました。
今回の大殿屋根瓦の総葺き替えは、チタン瓦に変えることにより大殿の躯体を守り、檀信徒並びに参詣の皆様の安全を守るために必要不可欠な工事です。また、国の重要文化財であり、増上寺の象徴というべき三解脱門は、すぐにでも修復の必要があります。
この二つの事業は、先送りのできない特別な事業であるため、八木台下自ら率先して各地区勧募委員の皆様へお願いをした次第であります。
本年に入り、各地区の講習会や役員会、吉水講大会等にそれぞれ増上寺の執事が出向き、説明とお願いをさせていただいております。今後、皆様の地区や教区における講習会等にお呼びいただけましたらお伺いをさせていただきたいと思いますので、何卒よろしくお願い申し上げます。
今月のトピックス
屋根瓦の総葺き替えに向けて、3Dレーザースキャナーにより屋根の実寸を計測しました。
これにより、瓦葺き替え後も現状と同様の寸法、勾配を実現します。